海街市から今日は❣️

糖尿病の事 時々愛犬の事 日々の生活 夫の愚痴も

兄の思い出 2

大学生の頃
瀬戸大橋の建設が具体化して
学生の頃からアルバイトで建設の
まだまだ初期段階の現場に行って
初期の橋建設を経験したね
帰ってくると興奮して眼を輝かせて話していた事思い出すよ
結局大学校は3年で卒業して
瀬戸大橋を架ける仕事に就いて
香川県に行ってしまったね


その現場で事務員として働いていた彼女と
結婚して香川県に住む様になったのね
途中一年ぐらい転勤で私がその頃住んでいた
横浜の近くに引っ越してきたね
あの頃は父もまだ生きていて
同じ年度に生まれた子供がいて
兄のアパートに遊びに行ったり
父と一緒に二家族で出掛けたりしたね
短かったけど父にとっては
大切な貴重な時だったね
横浜にいる時に父が病気になって
兄は最後を看取ることが出来た


父が逝ってからすぐ
今度は淡路島に架ける橋の建設で
また転勤で神戸に引っ越して行ったね
その頃の私は二人目が生まれて
自分の生活に必死で神戸には行けなかった
今と違って携帯もないし
LINEもメールもない
年賀状で近況報告してたね
便りが無いのは元気な証拠なんて勝手に思ってた


暫くして淡路島の方に家を建てたよって連絡があって
遂に自分の家を持てたんだねと嬉しく思った


つづく