海街市から今日は❣️

糖尿病の事 時々愛犬の事 日々の生活 夫の愚痴も

リハビリ

私は右半身が麻痺しました。
発症してからすぐ、家事をしなければならなかったので、すぐ動き出したのがよかったのかわかりませんが、右足を引きずりながら、食器を片付けたり、二階に上がったりしました。二階から降りてくる動作は、二週間ぐらいはお尻をついてゆっくり降りていました
右手は暫く端が持てなくて、フォークを使っていました。なるべく右手を使いました。
洗濯を干す時、洗濯バサミがつかめない。腕が肩から上に上げるのが辛い。
でも”リハビリ!リハビリ!“と思って頑張りました


買い物は、一週間位は、お弁当やおかずを夫や子供に買ってきてもらいしのぎました。
それからは週末に買いだめ、足りなくなったら、仕事帰りに何か買って来てもらう、という生活が3ヶ月くらい続きました。


病院の先生も「普通の生活がリハビリ!」私もそう思いました。
大変だったのは、犬の散歩。
我が家の犬はゴールデンレトリバーのメス、当時2才。トイレのしつけは家の外。
夫は朝早く出勤するので、最初は家の門の外に私は座って、伸びるリードでフラフラさせてやっと大をする。
夜夫が帰ってきたら30分位散歩に連れて行く。そのうち段々右足が上がってくると、30分位の散歩に行く。家の周りは坂が多くて、犬に引っ張ってもらってました。
ある時傘をさしたら、ヨレヨレしてしまい、可笑しくて笑ってしまった事を思いだしました。


言語もゆっくり話さないとロレツが回らなくなりました。でも、元々ゆっくり喋っていたので、周りはわからなかったみたいです。
そんな生活は、3ヶ月位続きました。半年も経つと他人から見ると、脳梗塞になったなんてわからないくらい回復していました。
だけど自分的には今でも、10歩のうち1回はズルッと右足を引きずり、右手は握力が落ち、ペットボトルをやっとのおもいで開けます。
顔がバランス悪くなりました。左側が少し下がっています。
夫の妹、つまり小姑が「気にならないよ。足も気がつかなかった。」と言ってくれます。彼女は心に思った事、ズバズバ言うタイプなので、そうなんだと少し安心しました。


今思えば、私は軽かったのだなと、思います。でも頭の中には脳梗塞の跡がハッキリ丸く残ってます。あれから7年以上経ちますが、一度も脳梗塞は再発していません。